加藤鮎子内閣府特命担当大臣の当地訪問

令和6年7月23~26日

加藤鮎子内閣府特命担当大臣(こども政策、 少子化対策、 若者活躍、 男女共同参画、孤独・孤立対策)は、7月23日から26日にスウェーデンを訪問しました。

1 保健社会省

加藤大臣は、アンナ・テニエ高齢者・社会保険大臣と会談を行いました。両大臣は、こども・家族政策に関する最近の両国の動向について意見交換した上で、男女共同参画やリスキリングを進めていくことの重要性を確認したほか、今後も意見交換を続けていくことで一致しました。

また、加藤大臣は、トニー・マルムボリ保健社会省社会サービス・障害局長を訪問し、子どもの権利を担保するためのスウェーデンにおける子ども・若者の意見を聞く仕組みについて、ヒアリングを行いました。

2 幼児教育の現場視察

加藤大臣は、グスタフ・アドルフ(Gustav Adolf)プレスクール、レイメシュ(Reimers)特別プレスクール及びストックホルム市北地区事務所を訪問し、障害の有無に関わらず同じ場所で教育を受けることのできるインクルージョン教育を実現するためのスウェーデンの取組や障害児のケアのあり方について、ヒアリングを行いました。

3 若者関連施設の現場視察

加藤大臣は、若者に対し文化、スポーツ、社会活動の場を提供する世界有数のユースセンターであるフリースヒューセット(Fryshuset)や、若者向けの図書館機能を有し、若者の居場所として文化活動の支援を提供するラヴァ(LAVA)を視察し、若者が自発的に活動できる環境を整備する各々の取組について、ヒアリングを行いました。

また、LSU(全国スウェーデン児童・若者全国団体協議会)を訪問し、全国の若者の意見を集約し、行政機関等に提出する同団体の役割や、関係機関との連携の在り方について、ヒアリングを行いました。

そのほか、フランス・シャタウ(Frans Schartaus)職業高等学校を訪問し、労働流動性が高いスウェーデンにおける若者向けの教育訓練の現状や、それを支える支援策等について、ヒアリングを行いました。