大使室から

着任のご挨拶

在スウェーデン日本国大使館ホームページをご覧の皆さん,こんにちは。

10月16日に駐スウェーデン日本国大使として着任しました,廣木重之(ひろき・しげゆき)です。

本2018年,日本とスウェーデンは外交関係樹立150周年という大きな節目を迎えました。このような記念すべき年に日本大使として赴任でき,大変嬉しく思っております。

日本とスウェーデンは,150年前に外交関係が樹立されて以降,皇室と王室の交流をはじめ,政治や経済,また学術などの幅広い面で交流関係を深めてきました。さらに,両国は,共通する価値観のもとで,互いに多くを学び合えるパートナーとしても良好な関係を発展させてきております。

特に,昨年2017年7月には,安倍総理がスウェーデンを訪問されました。また本年4月には,カール16世グスタフ国王王妃両陛下が日本を訪問され,両国の友好親善関係は,益々深まりました。また,経済面でも,本年7月,日EU経済連携協定(EPA)が署名され,日本とスウェーデンの今後の経済や貿易関係の発展と拡大が期待されています。私としましても,日系企業が更にスウェーデンに進出できますよう頑張っていきたいと思います。

日本は現在,環境やエネルギー,またインフラなど様々な面で技術革新に力を入れていますが,イノベーションを重視しているスウェーデンとの協力や交流が,これから益々重要になってくると考えております。また,現在,安倍総理が取り組んでいる「すべての女性が輝く社会」づくりでも,男女共同参画のモデルともいうべきスウェーデンから,日本が学べることは,大変多いと思います。本年の日本・スウェーデン外交関係樹立150周年によって,両国で相互に高まった関心を梃子に,こうした多くの分野での協力と交流を推し進め,両国の絆を更に強いものにしていきたいと考えております。

最後に,現在スウェーデンには多くの在留邦人の方に加え,日本からも観光のため多くの方々がスウェーデンを訪問されております。その一方で,世界各地でテロ事件が多発し,多くの方が犠牲となっております。現に,昨年4月には,ストックホルム市内でもデパートにトラックが突入するというテロ事件が発生しました。このような状況を踏まえ,私としましても,邦人の皆様が安心して当地に滞在できますよう,皆様の安全面を含めた支援や領事事務の円滑な実施に引き続き努めてまいりたいと思います。皆様,どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2018年10月

駐スウェーデン日本国大使
廣木 重之