木原稔防衛大臣の当地訪問
令和6年7月24日~25日
令和6年7月25日、木原防衛大臣とヨンソン・スウェーデン国防大臣は、ストックホルムにおいて日スウェーデン防衛相会談を実施しました。
今回の木原防衛大臣によるスウェーデン訪問は、日本の防衛大臣として初の訪問となりました。
- 冒頭、ヨンソン国防大臣から、木原大臣の訪問を歓迎する旨述べられ、木原大臣から、今般の訪問実現に対する感謝の意が示されました。
- 両大臣は、地域情勢について意見交換を実施しました。欧州情勢に関し、ヨンソン国防大臣から、ロシアによるウクライナ侵略にかかるスウェーデンの対応について説明がありました。木原大臣からは、我が国を取り巻く情勢について説明するとともに、本年3月にスウェーデンがNATO(北大西洋条約機構)に正式加盟したことを踏まえ、今般のスウェーデンの戦略的に大きな決断を支持する旨伝えました。
- 会談では、防衛協力・交流についても議論が行われ、両大臣は、ハイレベルでの交流や防衛装備・技術協力、ウクライナ支援やNATOを通じた協力等を含む、さらなる防衛協力・交流を推進していくことで一致しました。
- 両大臣は、日スウェーデン関係の一層の深化に向けて、引き続き緊密に連携することを確認しました。
また、会談に先立ち、両大臣は共同でスウェーデン日刊紙ダーゲンス・ニーヘーテル(Dagens Nyheter)7月25日号(Web版及び朝刊)に、「日本とスウェーデンは防衛協力の拡大が必要」と題する論説記事を寄稿しました。


