平成26年6月10日(火)
ストックホルム犯罪学賞(The Stockholm Prize in Criminology)の授賞式への森元大使の出席
6月10日,ストックホルム市庁舎において,ストックホルム犯罪学賞(The Stockholm Prize in Criminology)の授賞式が行われ,カーネギー・メロン大学のDaniel Nagin教授及びスタンフォード大学Joan Petersili教授が受賞しました。Nagin教授は,施設内処遇と社会内処遇との再犯抑止効果の比較検証に,Petersili教授は,カリフォルニア州の矯正保護行政に理論的根拠を与える研究にそれぞれ顕著な業績のあったことが授賞理由となっています。
2006年にスウェーデン司法省によって創設された同賞は,犯罪学のノーベル賞と言われる権威のある賞で,毎年,犯罪学の研究や研究結果の応用に顕著な功績のあった人物に贈られています。同賞の寄付団体には,日立みらい財団が含まれるとともに,審査委員には静岡県立大学の津富宏教授も名を連ねています。
当館から授賞式に出席した森元大使は,アスク司法大臣,スベンソン警察庁長官はじめ,犯罪防止委員会委員長,経済犯罪庁長官,被害者庁長官ら刑事司法関係者と懇談し,アスク法相は,森元大使に,御子息が福岡県の高校に留学していた関係で日本には特別な思い入れがある旨語られました。