映画上映会「時の流れに毅然と立ち向かって:杉原千畝と救われた六千人の命」

平成26年3月18日(火)

3月18日、在スウェーデン・ドイツ大使館後援の下、ドイツ教会にて杉原千畝に関するドキュメンタリー映画上映会が開催され、森元大使が出席しました。同映画は国際交流基金事業による助成のもと、ドイツ人女流監督スザンネ・コンチャ・エムリヒ氏によって制作され、杉原千畝の親族や、多くのユダヤ人が上陸した当時のことを記憶する敦賀市住民へのインタビュー等を織り交ぜながら、杉原千畝の足跡をたどったものです。

冒頭のキンダーマン・ドイツ大使、バヤルナス・リトアニア大使の挨拶に続き、森元大使はドイツ語で挨拶を行い、杉原千畝と同様に数多くのユダヤ人を救った外交官であるラオル・ワレンベリを輩出したスウェーデンにおいてこの映画が上映されることは感慨深く、改めて人道的行為の尊さを再起させると共に、ドイツ、リトアニア、スウェーデン及び日本を結びつける記念すべき日となった旨述べました。

(奥から、エムリヒ監督、リトアニア大使(および通訳)、森元大使、ドイツ大使)
(奥から、エムリヒ監督、リトアニア大使(および通訳)、森元大使、ドイツ大使)

※関連リンク: 安倍総理大臣のアンネ・フランクの家訪問(3月23日)