サバツベリスビン高齢者特別住居への訪問
平成24年1月19日(木)
![]() ベリマン部長。背景は最優秀ホーム表彰状。 本使が手にしているのは入所案内パンフレット。 |
1月19日、渡邉大使はストックホルム市内のサバツベリスビン高齢者特別住居(老人ホーム)を訪問しました。同ホームは看護師が起業して設立したストックホルム高齢者住居株式会社がストックホルム市から委託を受けて運営している2カ所のホームのうちの一つで、サービスの質の観点から2011年のストックホルム市最優秀ホームに選ばれています。
訪問の際に対応していただいた同ホームのベリマン所長は過去に日本に長期滞在経験があり、質の高いサービスを提供する上で、トヨタ方式の導入をはじめ日本からも多くを学んでいる旨話がありました。居住者には認知症の高齢者が多い中で、個々の高齢者を尊重し、また、適切な職員配置の下に常にサービス改善を図る同ホームは、スウェーデン大都市部における高齢者特別住居の一つの成功例であるかもしれません。