令和8年度外務大臣表彰の公表

令和8年9月24日

9月24日(木曜日)、外務省より令和8年度外務大臣表彰の受賞者が発表されました。外務大臣表彰は、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている関係者の中から特に顕著な功績のあった個人および団体に贈られるもので、今年度は159個人、67団体が表彰されます。スウェーデンからは、下記の1個人、3団体が受賞されることとなりました。

各受賞者・団体の対日功績

1. ヴィーベケ・エーモンド氏


ヴィーベケ・エーモンド氏は、平成6年に吉本ばなな『キッチン』を翻訳して以来、『枕草子』や『紫式部日記』などの古典文学から、村上春樹、多和田葉子、小川洋子、川上未映子といった現代文学まで、約30点に及ぶ日本文学作品を単独で翻訳されてきました。また、小野小町の和歌や松尾芭蕉の俳句の翻訳にも取り組み、古典文学には解説を付すなど、スウェーデンの読者が日本文化に親しめるよう工夫を重ね、同国における日本研究の発展にも貢献されています。こうした翻訳活動を通じ、日本文学の普及と二国間の相互理解の促進に貢献されています。

2.  スコーネ日本人会




スコーネ日本人会は、昭和41年に設立され、同国で最も古い日本人会として60年にわたり邦人社会の連携と現地社会との親睦に努めてきました。新年会、秋祭り、バーベキュー、日本文化体験会などの活動を通じて、邦人社会の親睦に加え、日本に関心をもつ地域の人々との交流にも取り組み、日本文化への理解促進にも寄与しています。さらに近年では、ソーシャルメディアを活用し、文化イベントの案内に加えて領事・治安情報も発信するなど、邦人社会の安全にも貢献しています。

3. スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団



スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団は、昭和59年に設立されて以来、デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンの北欧5カ国及び日本において、学術研究、大学間交流、人的交流における幅広い分野への助成を通じて日本と北欧諸国との相互理解と友好関係を促進してきました。平成30年から現代日本研究プログラムが開始され、人類学、経済学、政治学、文学、社会学などの分野の博士課程の学生を対象とした奨学金プログラムや教育研究機関への助成事業を通じて、学術的な日本研究の発展にも寄与しています。

4. JSPSスウェーデン同窓会


JSPSスウェーデン同窓会は、平成17年に設立され、日本との学術交流の促進に努めてきました。JSPS(独立行政法人日本学術振興会)フェローシッププログラムにより日本に留学した同国研究者等を中心に設立された同団体は、同国の研究者に対し、日本への研究留学に関する個別的かつ専門的な助言を提供するとともに、日本で研究に従事するための支援を行っています。さらに、日本人研究者や日本に縁のある研究者を講師として招いたセミナーや交流会の開催、日本との共同研究を行う際に活用できる研究費に関する情報提供などを通じて、同国における日本研究の発展および二国間の学術交流に貢献しています。

 

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